『子どもたちを新型コロナウィルスから守るために』
今年度も例年通りとはいかず、楽しみにしていたイベントも「今はガマンしようね」という場面の多い夏休みになりました。とはいえ、みなさんそれぞれ、いろいろな知恵を振り絞って、工夫をして、子どもたちとの夏休みを有意義に過ごされていたことと思います。そして、夏休みが終わることをちょっと残念に思う気持ちもありつつ、久しぶりに友だちと会える新学期を楽しみにして登校された子どもたちも多かったのではないかと思います。
そして、いよいよ新学期が始まりました。しかし、葉山町の新型コロナの感染者数はますます増加している状況です。夏休みの後半あたりから、身近なところでも陽性者や濃厚接触者になられた方の情報を耳にすることが格段に増えました。そんな状況下で、みなさんも自分自身の事として、以前よりも「感染」について一層真剣に考えるようになったのではないでしょうか?そして、改めてみなさんの中でいろいろな不安や迷いを感じているのではないでしょうか?
「自分や家族が陽性者や濃厚接触者になったら、他の家族はどうしたらいいの?」
「学校をたくさん休んでしまったら、勉強が分からなくなったりしないかな?」
「周りの人の感染対策が甘すぎるんじゃないかと気になってしまう」
『そんな不安が付きまとう中での新学期スタート』
子どもたちが安心して学校生活を送るためには、私たち保護者の努力が不可欠です。一年以上続くこの状況下に慣れてきてしまい、「これくらい大丈夫じゃないかな」「神経質になりすぎるのも逆に良くないしね」と少し緩んだ気持ちになってしまっているところはありませんか?
そんな方はぜひ新型コロナウイルス感染事例集 - 神奈川県ホームページ (pref.kanagawa.jp)をご覧になってください。どのような場面で感染したのかが詳しく掲載されています。それを読むと、「これくらい大丈夫だと思っていた」というような事例がたくさん掲載されています。例えば、「短時間ならマスクしなくても大丈夫でしょう?」「屋外だからマスクしなくても大丈夫でしょう?」「話すわけじゃないから室内でもマスクしなくても大丈夫でしょう?」と思われるかもしれませんが、全て「大丈夫」ではありません。短時間の食事(複数人で20分程度)で感染、屋外で家族以外の方とBBQで感染、話さなかったにもかかわらず、マスクなしの職場で感染などの事例が多数掲載されています。これは、さらなる危機感を持って、これまでの一年で私たちが「これなら大丈夫!」と思っていた感染予防対策を改めなければならず、加えてもう一段階レベルアップした感染予防対策をしなくてはならないということではないでしょうか?
『どうぞこの機会に、今一度みなさんの感染予防対策を見直してみませんか?』
「もう十分我慢してきたから、もうこれ以上は嫌だ!」
「そうは言っても葉山は大丈夫だよ。大袈裟過ぎない?」
「みんなだってこれくらいのことはやってるよ!」
と思うこともあるかもしれませんが、
『子どもだちを守ることができるのは、私たち大人の行動なのです!』
子どもたちの笑顔をずっと見ていることができるように、皆さんの最大限のご協力をどうぞよろしくお願いします。
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