2021年7月3日土曜日

きかちゃんに心臓移植を!


葉山町在住の森 木花(もり きか)ちゃんは、「拡張型心筋症」という難病を患い体外設置式補助人工心臓(VAD)を装着し、十数種類の内服薬で調整しながら、心臓移植の待機をしています。しかしながら、日本での早期の臓器提供が望めないことから、アメリカへの渡航を希望しています。拡張型心筋症とは明らかな原因が無く左室、または両心室が拡張し、収縮能が低下して、心不全を呈する疾患です。

きかちゃんは2018年2月26日に生まれました。食欲旺盛でお兄ちゃんを追い回すほど活発な女の子でした。しかし、1歳4ヶ月のときに体調を崩して入院、「拡張型心筋症」と告げられました。様々な内科的治療をしましたが、きかちゃんの心臓は日に日に弱っていき、今は小児用補助人工心臓を装着することで、全身に血液を送ることができています。補助人工心臓は、きかちゃんの心臓とポンプとを直接管で繋いでいます。そのため貫通部からの感染症や、血栓による脳梗塞、脳出血のリスクが伴います。きかちゃんの命を繋ぎ、未来を届けるには、一刻も早く心臓移植手術が必要です。きかちゃんは国内での移植を希望し、1年以上がたちました。しかし、きかちゃんの心臓の状態ではあと1年待てるかは分からず、少しでも可能性のある渡航移植に賭けたいと両親は決意、お兄ちゃんの通っていた幼稚園の保護者、友人を中心に救う会が立ち上がりました。

きかちゃんを救う会|きかちゃんに心臓移植を (think-about-kika.com)

きかちゃんは米国コロンビア大学病院での受け入れが決まっており、「きかちゃんを救う会」では目標額3億5000万円の募金活動を行なっております。

「おうちにかえろうね」3歳のきかちゃんに心臓移植を|Syncable


後援:葉山町/葉山町社会福祉協議会/逗子市/逗子市社会福祉協議会

1 件のコメント:

  1. きかちゃんを救う会よりご報告がございます。
    いつもきかちゃんのことを応援して頂きまして、ありがとうございます。

    本日は、目標金額である3億5千万円を達成できましたことを、みなさまにご報告させていただきます!

    3億5千万円という途方もない目標金額を前に、先の見えない大きな不安を抱えながらのスタートでしたが、きかちゃんを助けたいという数えきれないほど多くの皆様の想いが力になり、後押しされ、ようやくようやくここまで来ることができました!

    みなさまの大きな支えがあり、6月28日の記者会見から約3ヶ月という期間で達成できましたこと、救う会一同、感無量の気持ちでいっぱいです。
    本当に本当にありがとうございました!!

    きかちゃんは移植手術に向けてようやくスタートラインに立つことができました!

    現在は 10月中の渡航を目指しており、渡航後はアメリカのコロンビア大学病院に入院し、アメリカの移植希望リストに登録いたします。その後、ドナーが見つかり次第、移植手術を行う予定となっております。

    きかちゃんにとってはこれからが長い道のりとなりますが、きかちゃんが元気になって、家族4人揃っておうちで過ごす日まで、救う会では活動を続けてまいります。

    今後ともどうか温かく見守っていただけますようお願い申し上げます。
    どうもありがとうございました!

    きかちゃんを救う会一同

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